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2014.04.01

通訳記録 Larry Carlton & David T. Walker Vol.3


こんにちは!


少し時間があいてしまいましたが、2月末に通訳させて頂いた、Larry Carlton と David T. Walker のイベントの内容の続きです!



質問:David T. Walker の使用ギターについて。


Gibson birdland を25年以上弾いていたけれど、実はその前は335を弾いていたとのこと。




質問:お2人ともそれぞれ異なるキャリアを積んでここまでいらっしゃいましたが、その中でどのように音楽をイモーショナルに表現してきたか、教えてください。


David: 

とてもいい質問です...。

トーンは感情であり、そのトーンはタッチで変えている。

その瞬間に感じている感情を、トーンにして、音にして、できるだけそのまま表現しようとしている。

それが出来るようになるにはとても時間がかかったけれど、ほぼ出来るようになった。

今まで時間をかけて、その瞬間の感情を、できるだけそのままの形で音にすることが出来るようになった。


なので、日によって感情が違うのと同じように、日によってトーンも違う。


自分の感情を「変換」「翻訳」して、ギターで表現している。



Larry: 

私の演奏は、人生における自分の経験に基づいている。

悲しいとき、幸せなとき。

人生にはいろいろなことがあるけれど、そのようなシナリオがあって、

そしてその日の感情でイメージが湧いて、それをもとにギターにアプローチする…。


それから、自分自身の経験だけではなくて、周りの人の感情からも影響を受ける。


たとえば、今日は David と一緒にいるから、David の感情も私のギターの影響を与える。


だから、音楽というのは、お互いの感情のつながり合いなんだ。




質問:様々な big artist とセッションなさってきましたが、それに関するストーリーを教えてください。


David:  

マーヴィン・ゲイとのセッションは、本当に素晴らしかった。

今でも光栄に思っている。

彼のアルバム、4枚か5枚参加させてもらったけれど、レコーディングスタジオでは、いつもミュージシャンに対して、好きなように演奏する自由を残してくれた。

今でも感謝している。


Larry: 

Steely Dan とのセッションは、本当に素晴らしかった。

彼はとても辛抱強い人。

曲もぜんぶ素晴らしいし…


最初から全て決まっているわけではなくて、レコーディングしながら、そのプロセスの中で、どんどん曲が発展していく。


でも、発展していくなかで、この方向性は少し違うな…という時もあって…

3〜4週間後に、「やっぱり違う」ってなる時もあったんだ。


だから、自分が弾いたテイクが採用されなかった曲もあるよ(笑)


———


素晴らしい答えばっかりですね。


特にやはり、「音楽は感情そのもの」「人生そのもの」というあたりから、いろいろなことを学べる気がします。

もちろんテクニックも大切なんだろうけれど….

でも、やっぱり気持ちや感情を表現した音楽・作品を生み出していくことが、アーティストの本望であり、そのような本物の音楽を、優れたスキルやテクニックによって実現していく… というのが理想でしょうか(笑)


私も頑張ります!!! 



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